無になってしまうよりもお金になる方法で処分を検討しよう
廃業をしないために法人の買取も検討してみたけれど、良いマッチングが生まれなくて断念しなくてはいけないこともあります。そんなときは廃業しかありません。しかしそう簡単に手続きを進めないでください。今ある価値に気づくようにしましょう。
社員の待遇を考えることも経営者の仕事
会社がなくなるのは、社員も働き口をなくすことになります。家族がいれば大きな問題になるでしょう。保険で繋ぐこともできますが、長期間は無理です。なんとか取引先に頼んだりして就職先を見つけることも経営者の義務になります。法人の買取交渉で、「企業を譲り受けることはできないけれど社員なら」という経営者も多いです。そのような点も交渉の観点として持っておきましょう。
事務所に残った在庫品や用品も売ることができる
事務所や倉庫には売るはずだった在庫品が残っていることもあるでしょう。また事務所の用品も残っているはずです。そのようなものを売却してお金にすることができます。法人を対象にした買取をする企業もありますので、そこに依頼すると良いです。いろんなところが買取をしてくれますが、なるたけ法人を対象にしたお店に依頼することをおすすめします。
すべてを無にせずお金にすることを考える
このような考え方は無にせずお金として価値を残すことに繋がります。廃業にもなにかとお金がかかりますので、ちゃんと考えるようにしましょう。経営者の責務になります。
簡単にすべてを終わらせることがない廃業を
廃業をするのはとても簡単です。しかし簡単に終わらせないように最後まで粘って無にしないようにしてください。経営者としての最後の質が問われる問題でもあります。お金にできるものはしっかり残してください。